日本放送協会(NHK)坪田 尚 さん 日本放送協会(NHK)坪田 尚 さん

2013.06.15 (Sat)

  • サツダイの卒業生

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日本放送協会(NHK) 札幌放送局 営業推進部(企画)法人部長
坪田 尚さん

1994年3月 札幌大学外国語学部・英語学科 卒業

※掲載内容については取材時のものです。

「自分に厳しくしないと成長はできない ー 」

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PROFILE
モットーは「気合いと根性」、体力づくりで始めた早朝ジョギングは、真冬でも毎日続けています。(厳冬期は他に走っている人を見かけたことがありませんが…(笑))。趣味は読書で、お気に入りの作家を見つけると作品をすべて読破する凝り性です。
企業概要
全国にあまねく放送を普及させ、豊かで良い番組による放送を行うことなどを目的として、放送法の規定により設立された法人。1925(大正14)年3月22日にわが国で初めて放送を行った社団法人東京放送局などを母体として設立された社団法人日本放送協会が、1950(昭和25)年に放送法に基づく公共放送として再出発したのが現在のNHK。
職員/10,482人(24年度)
WEB/http://www.nhk.or.jp/
NHK倫理・行動憲章
・公共放送の使命を貫きます。
・視聴者のみなさまの信頼を大切にします。
・受信料の重みを認識して業務を行います。
・コンプライアンスを徹底します。
・活力あるより良い職場環境を追求します。
※NHK平成24年度ことしの仕事より

どのようなお仕事をされていますか?
NHKは、放送法に基づいて、テレビをお持ちの方に受信契約を締結していただき、日本放送協会放送受信規約に基づいて受信料をお支払いいただいています。私たち営業部門の大きな役割は、皆さんから公平に受信料をお支払いいただくため、受信料制度に対するご理解を得ながら、受信契約数の増加と受信料の確実な収納に努めていくことです。親元を離れて暮らす学生の皆さんもご家族とは別に受信料のお支払いが必要になりますが、受信料の半額を割り引く「家族割引」があるんですよ。

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仕事上で心がけていることは?
私たちの行動の基本は、NHK倫理・行動憲章です。誠実に職務を遂行していくことを常に心がけています。また、個人的には人と人のつながりで、「信頼と信用」を実感した時にやりがいを感じます。仕事上の上司と部下、先輩と後輩、お客様から温かい言葉をかけていただいた時などに、厳しい仕事が報われた気がします。
就職活動でのエピソードがあればお聞かせください。
私が就職活動をしていた平成5年当時は、まだ就職協定がありましたので、いわゆるシューカツは、同窓生たちが一斉にスタートを切っていました。ちょうどその時期に、応援団の団員が足りず野球応援で大団旗を挙げることができないという話を聞きました。私が4年生の春です。自治会執行委員長を務めた自分として、何とかしなければという気持ちになり、旗手を申し出ました。ただ、札大応援団の伝統ある大団旗の重さは70キロを超えており、風が吹くと120キロを超えるとも言われていました。申し出たは良いが、挙げられるような代物ではなかったんです。同窓生の藤田団長の足蹴りを受けながら、ひたすら団旗を挙げる日が2ヶ月ほど続き、血の滲むような特訓の甲斐あって、団旗を円山球場で挙げることができました…。と、聞けば美談に聞こえるのですが、一心不乱に団旗を挙げていたころ、就職活動は山場を迎えており、相当数の企業が申込を締め切っていました。もともと英語の教師になると実家を飛び出したのに、教員免許も取れず、気がつけば就職すらおぼつかない状態に、両親はたいそう残念がりました。そこでひとまず、夜汽車を乗り継いで、実家の青森に帰ることに。軽トラックで田舎の駅まで迎えに来た父親が、「そういえば、来る途中、カーラジオでNHKが職員を募集してるって聞いたぞ」と言われ、就職氷河期の折り、何の準備もしていない自分がと思いながらも応募用紙を持ってNHKに行きました。最初の応募面接では、そんな私の話でも真摯に聞いてくださるので、つい大学生活(主に自治会での活動ですが)について熱く話してしまったと思います。面接してくださった方の、「君、面白いねぇ」の一言に励まされ、試験を受け、面接を重ねることができたと思います。ただ、3年までのツケがまわって、4年になっても毎日授業を受けなければならないという状態だったので、スケジュールの調整にあの時ほど苦しんだ時期はありませんでした。

学生にメッセージを頂けますか。
vol4_leader04「優しくて冷たい人間」「厳しくて温かい人間」、私は後者でありたいと思います。スポーツでも勉強でもそうですが、厳しくしないと成長できません。社会に出るとたくさんの出会いが待っています。若いうちは教えてもらうことの方が多いと思います。厳しい人ほど近寄りがたいものですが、仕事について真剣に思えば思うほど、厳しくなるものです。厳しさも愛である、と思えると成長します。本音は優しくて温かい方がいいのですが(笑)。
5/12(日)にNHK BS1「地球アゴラ with You」が札幌大学から生放送され、私たちも出演しました。若者参加型の番組の狙いは何でしょうか?
「地球アゴラ」は、海外に暮らす日本人の皆さんが“住んでこそ実感する海外の生活や文化、考え方”をインターネットでつないで伝えてもらい、出演者の皆さんとトークしながら、いろいろな“発見”をしようというバラエティ番組です。近年、海外留学者数が減少しているという話も聞きますが、この広い世界には私たち日本人の知らない生活や考え方があって、それを自分たちと比べてみたら、日々もっと面白いことが浮かぶのではないか、また“海外とつながることの面白さ”を若い人たちにもっと知ってもらいたい、その当事者となってもらいたい、ということで、皆さんのところに出向いて放送する「地球アゴラ with You」を始めました。

NHK BS1「地球アゴラ with You」
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司会:中野裕太さん(俳優・アーティスト)、三輪秀香 アナウンサー
出演:札幌大学在校生
「どう盛り上げる!? ほっかいどう@札幌大学」 と題し、「ふるさと北海道ならではの良さを再発見しよう!」をテーマに、札幌大学から生放送。学生たちが出演し、北海道の魅力を伝えるためのユニークな活動やアイデアを披露しました。