SALLY’S CUP CAKE オーナー 大藤 梨沙さん
- サツダイの卒業生
SALLY’S CUP CAKE オーナー
大藤 梨沙さん
札幌大学 文化学部 日本語・文化学科卒業 (’ 10年3月)
大藤 梨沙さん
札幌大学 文化学部 日本語・文化学科卒業 (’ 10年3月)
※掲載内容については取材時のものです。
他のケーキ屋では絶対に置いていないデザインを

- DATA
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SALLY’S CUP CAKE
http://sallyscupcake.com
■円山本店
札幌市中央区南2条西22丁目1-39 リッシェル裏参道
■ファクトリー店
札幌市中央区北2条東4丁目 サッポロファクトリー3条館2階
- どんなお仕事をしていますか?
- カップケーキの専門店を経営しています。「見ているだけで幸せになる」というのがお店のコンセプトで、基本となるカップケーキを充実させつつ、アイシングクッキーや焼き菓子をご用意しています。経営者としての私の仕事は、売り上げを上げるために企画をしたり、イベントに向けて戦略を考えたり、スタッフのお給料を計算したりすること。スタッフが働きやすい環境を整えることも大切な仕事です。こういった経営に関することが役割の半分くらいで、残りは商品開発をしたりケーキを作ったり、店頭に立つといった、他のスタッフと同じことをしていますね。
- どんなお店ですか?
- 今は円山の本店とファクトリー店の2店舗があります。本店はピンクを基調としたかわいらしい雰囲気で、ファクトリー店はブルーを基調としつつ、インスタスポットを用意するなど女の子の心をわしづかみにするような店内になっています。
- カップケーキ専門店を開こうと思ったきっかけは?
- 実は大学一年生の時に、漠然と「経営者になりたい」と思ったことが始まりです。そのあと、学校の留学制度を利用してシドニーへ行った時にカップケーキに出会って、これは日本へ持ってきたら絶対に流行るなと思いました。まずは経営をしたいという目標があって、そこからカップケーキ専門店という道が決まった感じです。
- お仕事でこだわっていることは?
- まず商品については、味がおいしいのは当たり前。加えて北海道のお店なので、地元に貢献したいという思いから、小麦粉やバターは道産食材を使っています。それに、見た目をどれだけカワイくできるかを重視していますね。カップケーキの研究のために、ニューヨークなど海外の有名なお店を回ったりもしました。今はSNSが重要なので、インスタ映えするように、他のケーキ屋では絶対に置いていないデザインを意識しています。
- どんな学生時代を過ごしていましたか?
- 高校の時はバレー部に入っていて、土日も朝からずっと練習の日々でした。大学でもバレーサークルに所属しつつチアリーディング部にも入り、やっぱり部活中心の生活でしたね。特に高校は上下関係や言葉遣いなどに厳しい部活だったので、精神的にとても鍛えられました。当時、いろんな困難を乗り越えたことが大きな自信になっていて、社会人になって何か壁にぶつかっても「あの時、乗り越えられたんだから、これくらいなんてことない」と思えます。
- 夢に向かってがんばっている学生にメッセージを。
- 自分の夢があるなら、それに向かってブレずにがんばってほしいです。私がスタッフの面接をする時に見るのは、どんな資格を持っているかとかより、どんな経験をしているか。社会
で通用する経験を積んできたかを見ます。たとえば部活をがんばるのもステキなことですが、アルバイトなどで社会に出て、年上の人の立ち振る舞いを見て勉強してきた子は、やっぱり考え方に違いが出てきます。どんどん社会に出ていろんな経験をして、夢に向かって進んでいってください。
- TOPICS
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「達人から知るキャリアのいろいろ~ワークライフバランスについて考えてみよう~」
11/18(月)@札幌大学 S-wing
いろいろな環境や立場で、第一線で活躍する方々のお話をお聞きし、多様な働き方があることを知って、進路選択のヒントにしてもらうことを目的としたイベントに大藤さんも講師として参加されました。
