北海道の注目企業に潜入「北海道テレビ放送株式会社(HTB)」 北海道の注目企業に潜入「北海道テレビ放送株式会社(HTB)」

2017.12.20 (Wed)

  • SUeets! 編集部
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Q.担当番組とアナウンサーを志望したきっかけを教えてください。
林アナ「月曜から金曜まで「イチオシ!モーニング」の出演と、スポーツ実況を年に数試合担当しています。アナウンサー歴は19年目です」
石沢アナ「同じく「イチオシ!モーニング」の出演と、「夢チカ18」という音楽番組のナビゲーターを務めています。アナウンサー歴は10年目で、イチモニの担当になって6年経ちました。私がアナウンサーになりたいと思ったのは大学生のときです。スキーで怪我をしてしまったとき、いろんな人に声をかけて励ましてもらった経験から、言葉を使う職業がいいなと思ってこの職業を志しました」
林アナ「私のきっかけは小学2年生のとき、国語の時間に「スイミー」を読んで先生から褒められたことですね。大学で放送研究会に入って幅広く経験するうちに、アナウンサーという職業を意識するようになりました。その頃、アルバイトとして高校野球の地区大会で実況を経験し、そのVTRを保護者の方がたくさん買っていくのを見て、すごくやりがいのある仕事だと強烈に感じたのを今でも覚えています」
Q.アナウンサーになるために努力したことはありますか?
林アナ「大学3年生の夏くらいにキー局のセミナーなどがあったのですが、私の場合は4年生の時にアナウンサーになろうと決めたので、留年してアナウンススクールに通いながら採用試験の情報収集などをしていました。そういう所に行くと仲間もできますし、いろいろ相談できますね」
石沢アナ「私は過去問題集のようなものをもらって勉強しました。あとは何を見てもそれでフリートークをする練習もしましたね。例えば、「坂道」でも「雪」でも、自分なりの視点を持って話せるように」
Q.仕事をするうえで気をつけていることは?
石沢アナ「タイムキーパーの方が全体的な時間の配分や押した分の時間調整をしてくださっているのですが、私は出演者として、ここはコメントするはずだったけど、時間が押してるから飛ばそうとか考えながら進行しています。あと、ロケに行く時は私服なので、アナウンサーらしさを意識して
います(笑)。どこに行っても失礼はないけれど、けして私が主役ではないので、華美にならない色使いやデザインになるようにしています」
Q.どのようなときにやりがいを感じますか?
林アナ「例えばファイターズが日本一になった瞬間とか、普通に暮らしていたらなかなか出くわすことのない瞬間に立ち会うことがあるので、ありがたいなと思います。「イチオシ!モーニング」は生放送ですから突然、新たなニュースが入ってくることもあり、自分の判断や知識、知見を最大限に生かさなければいけない所はやりがいを感じます」
Q.「イチオシ!モーニング」で注目してほしいポイントは?
林アナ「あさ7時ちょうどに注目してください!道内のニュースやファイターズをはじめとするスポーツ情報をこの時間に詳しくお送りしている民放は、私たちだけと自負しています。また、あさ7時といえば家族がいちばんテレビや食卓の前に揃っている時間ではないでしょうか。その点も踏まえて、皆さんのような中高生・大学生からおじいちゃんおばあちゃんまで、みんなに伝わるニュースになるよう、かみ砕いて伝える工夫を怠らないようにしています」
Q.学生にアドバイスをお願いします。
石沢アナ「10代後半や20代の若い世代と話すとやりたいことが明確な子も多くて、そこに最短で向かうにはどうしたらいいかしっかりと考えている印象を受けます。でも、私は回り道をいっぱいした方が自分自身の襞(ひだ)が増えると思うので、一見興味のないことでもやってみるというのはとても大切だと思います。経験を重ねるほど人間の幅は広がりますし、それがアナウンサーという仕事には何より大事。失敗しても学生のうちはやり直しがきくので、いろんなことに挑戦してみてください」