先輩から学ぶ就活のススメ! 先輩から学ぶ就活のススメ!

2016.03.01 (Tue)

  • SUeets! 編集部

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編集部 はじめに、就活は何から始めましたか?
千田「僕はまず自己分析から始めました。面接の時、自分の長所などをどれだけしっかりと企業の人に伝えられるかが大切だと思ったので」
中島「私は就活前から、インターンシップ・サークル・アルバイト・ボランティアなど積極的に取り組みました。やっぱり面接でアピールできる実績をつくることは大事だなと思います」
栗本「中島さんと一緒で、まずはいろいろなことに参加してみました。どんな企業でも行動力のある人材は必要だと思ったので…」
編集部 なるほど。それでは、就職先を決める時の判断基準は?
千田「給料です(笑)。僕はこれから奨学金の返済があるので、収入は現実的に重視しました」
中島「私は勤務地を一番重視しました。私は地方出身なのですが、このまま札幌で暮らしたいと思っています。でもそのためには、ひとり暮らしができるだけの給料が必要なので、やっぱり収入も重要ですね」
栗本「私も地方出身ですが、逆に地元での就職を希望しました。大学進学とともに札幌に来てから、あらためて地元の良さを感じたからです。私も千田さんと同じで、安定した収入が欲しいと思い、決めました」
編集部 就活を終えた今、これをやっておけばよかった!ということは?
千田「やっぱり資格取得ですね。直接役に立つというより、話のタネになるというか。もちろん、その職業に直結するものをとっておけば「この人は前からこの業界に興味がある」というアピールになるので大きなアドバンテージになると思います」
中島「業界研究ですかね。どんな仕事に就きたいかというのを考える前にどんな仕事があるのか知らなきゃならないので…。もっとじっくり時間をかけて業界研究ができていたら、最初からもっと自信をもって面接に挑めていたかなと」
栗本「私は勉強です。一般常識の勉強もすごく時間がかかったので、もっと早めに勉強しておけばよかったです。それに、一般常識ならどんな職業に就いても無駄になることはないので、希望の業界を絞る前から取り組めますよ」
編集部 面接はいかがでしたか?
千田「面接で会社の欠点を聞かれたのですが、なんて答えたらいいのか全くわからずに困りました。型にはまった受け答えばかり練習するのではなく、いかに自分の意見をしっかり持つかが大切だと学びました」
中島「私は言葉の小さいミスをしてしまいました。「母」というところを「お母さん」と言ってしまったり(笑)、「お願いいたします」と言わなければいけないところを「お願いします」と言ってしまったり」
千田「僕もありました(笑)」
栗本「私はもともと身ぶり手ぶりが激しいので、それが面接にも出てしまいました(笑)。「田舎に来てもがんばれますか?」と聞かれ「はい、ばんがれます!!」と。大きくコブシを作ってしまいました(一同爆笑)」

今日の話を聞いて、心の準備ができたように思います。
ありがとうございました!

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vol12_pickup03aMISAKI SOTODATE
外舘 美紗季さん
札幌大学 経営学部経営学科 4年
株式会社スズケン 内定
私は株式会社スズケン様に内定をいただきました。病院で処方している薬を、病院や薬局に卸売する会社です。就職活動で大切だと思ったことは、早めの準備ですね。早い段階から企業説明会やOB訪問などに参加してきたので、企業の情報も早めに得られました。だからこそ、就職活動本番になっても焦らずに余裕をもって取り組めたんだと思います。大学は学びたい意欲の分だけ自分が成長できる場所。高校生には、大学で自分の考えを広げてほしいですね。
vol12_pickup03bSAKI MIURA
三浦 咲さん
札幌大学 外国語学部英語学科 4年
株式会社北洋銀行 内定
大学でがんばってきたことは留学に行ったことと、ホテルレストランでのアルバイトです。留学ではさまざまな国籍の人と英語を使って関わるので、コミュニケーション能力が向上したと思います。アルバイトでは、ホテルレストランならではの丁寧な接客方法や、目上の人との接し方などを学びました。やっぱり、大学生活において自信を持って語れる経験をすることは大事です。高校生は、これから一人ひとり違ったいろいろな経験をし、自分だけのスタートラインに立ってほしいです。
vol12_pickup03cKENTO KURODA
黒田 健仁さん
札幌大学 経営学部経営学科4年
札幌市消防局 内定
3年生の秋ごろに消防士を目指そうと決めてからは、筆記試験の勉強を短いスパンの中で必死に行いましたね。東京アカデミーにも通いながら試験や面接の対策をしました。所属している野球部との両立が大変でしたが、仲間や監督の理解と支えがあったから、野球部の練習も公務員の勉強もがんばることができたと思います。消防士などの公務員に限らず、どこの企業で働くにしてもその企業を好きにならないと仕事は続かないと思うので、なりたいものになることが一番だと思います。