美幌町青年活動団体 B-live代表 木村 利昭さん
- サツダイの卒業生
美幌町青年活動団体 B-live代表
美ほろ応援歌プロジェクト 実行委員会代表
木村 利昭さん
札幌大学 法学部卒業(’00年3月)
美ほろ応援歌プロジェクト 実行委員会代表
木村 利昭さん
札幌大学 法学部卒業(’00年3月)
※掲載内容については取材時のものです。
「好きなことに一生懸命に全力で向き合う ー 」

- PROFILE
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生年月日:’88年2月8日
出身:美幌町
趣味:音楽鑑賞(TRIPLANE)、ルアーフィッシング
大学を卒業後、故郷の美幌町で就職。保険会社の営業として働く傍ら「B-live」という団体を立ち上げる。学生時代に「キャンドルナイト」というイベントを企画したことをきっかけに、自ら楽しみながらたくさんの人を笑顔にする活動を続けている。
- DATA
- B-live
B = BIHORO(美幌)
Live = like + love = 好き+愛する Live(ライブ、リブ)= 生中継、住む、生きる
→美幌に生き、ありのままの美幌を発信していく。
- B-liveを立ち上げたきっかけは?
- 仕事は給料を貰うためにしていることなので、お金のためじゃない楽しいことをやりたいと思ったのがきっかけです。団体を立ち上げた時の一番の目的は、学生の時から大好きなTRIPLANEというバンドに、私の出身地である美幌でライブをしてもらうということでした。その目的は4年ほど前に叶えることができて、今ではメンバーと友人のように仲良くさせてもらっています。美幌の歌も作ってもらいました。
- B-liveは、どんな団体ですか?
- まず名前の由来ですが、「B」はBIHORO(美幌)のB。「live」はlikeとloveの組み合わせで、「好き」と「愛する」という意味があります。また「ライブ」という読み方で考えると「伝える」っていう意味になるし、「リブ」と読めば「住む」や「生活する」という意味にもなります。美幌を好きになって、美幌を愛して、美幌に住んで、美幌の魅力を伝えようという意味を込めて、そう名付けました。今は24人で活動をしていて、主に子どもたちが楽しめるイベントを企画・運営・開催しています。夏は水鉄砲のイベントやハロウィンでは仮装パーティをしたり、みんなで楽しく活動しています。
- 活動する上で大変だったことはありますか?
また、どのようにそれを乗り越えましたか? - 活動が活発化することで、一人ひとりにかかる負担が増えました。普段はそれぞれの仕事をしている社会人なので、なかなか両立が難しくて。そのため、事業の内容を検討する少数精鋭のグループと、作業を担当するグループに分かれることにしたんです。作業グループはさらに細分化され、それを検討チームが統括することで進行がスムーズになりました。役割が明確になると責任感も強くなりますしね。その結果、有意義な会議ができて、効率良く運営できるようになりました。
- 大学時代で印象に残っていることは?
- 大学2年生の時、企画した「キャンドルナイト」です。開校40周年を記念して学生主催のイベントを募集していて、ゼミの先生に「やってみたら」と言われて挑戦しました。大学職員の方の助けを借りて、スタッフ希望者を募り、集まったメンバーでやり遂げたことで、イベントってこうやって作るんだっていうのがわかったんです。今こうしてイベントの企画などをしているのはこの経験があったからです。
- 進学先を札幌大学にした決め手は?
- 普通、大学見学はオープンキャンパスなどを利用すると思いますが、私は個人的に見学に行ったことがあって、その時に対応してくれた職員の方がとても親切にしてくれたんです。この人がいる大学なら雰囲気もいいだろうと思ったのが、決め手になりました。入学してからは、その人から声をかけてもらってオープンキャンパスのスタッフをしたことをきっかけに、自分でいろいろと考えることが楽しくなっていきました。そうすると仲間が増えていって、キャンドルナイトのイベントにも繋がっていった感じです。
- 学生に向けてメッセージをお願いします。
- まずは、自分の好きなことを全力で楽しむこと。好きなことを好きだと言い続けたり、やり続けることで、絶対形になります。私自身、出身地である美幌が大好きで、そう言い続けていたからこそ、今の活動がある。普通の会社員であれば、企業の社長さんと知り合うってこともないと思うんですけど、そういった方たちとも知り合えて、一緒にイベントを開催したりもできるんです。他人に何を言われても、好きなことは好き。かっこよさは求めなくていい。ただ単に好きなことに一生懸命になって、胸を張って全力で向き合ってみてください。