サツダイマッチング 中国語・中国文化専攻 橋本 愁流さん 2013-2014
- サツダイの学生
2年次Let’s study on satsudai matching.
中国の留学生と友だちになったことで、
自信が出てきて、目標も見つかりました。
札幌の街の中に、
自分を変えるためのヒントがありました。-
僕がサツダイを選んだのは、専攻を決めなくていいから。それ以外の理由は、とくにありませんでした。将来やりたいことなんてあるわけもなく、何となくダラダラと毎日を過ごしていました。
休日は、カメラを持って札幌の街に散策に出かけました。ぶらぶらと歩くのが、僕の唯一の楽しみでした。しかし、ある日、僕の意識を変える発見があったんです。それは、札幌の街には、中国語がいっぱい飛び交っているということです。そして、思いました。「中国語を学べば、日本に観光に来る人たちの力になれるかもしれない」と。
それから僕は、中国語や中国文化関係の授業を積極的に履修しました。そのときはまだ専攻を決めていなかったので、どの専攻の科目でも割と自由に履修登録することができました。
- マスコミに流されず、自分の考えを持つことが、大切だと気づきました。
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履修してよかったと思うのは、「日中文化交流」。日中関係の歴史を学ぶ授業を通して、マスコミの情報を鵜吞みにしてはいけないと気づきました。テレビや新聞では反日デモが報道されますが、日本が好きな中国人だってたくさんいるはずです。札幌にも多くの方が観光に来ていますし、サツダイにも中国の留学生がいっぱいいますから。
中国人と話したことのない人は、マスコミ報道のイメージだけで、中国人に対する偏見を持ってしまうと思います。だから僕は、中国の留学生と話してみたいと思いました。
- 資格取得と語学留学。やりたいことが、見つかったきっかけ。
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もうひとつ、大きな意味があったのが「日中通訳ガイド」。日本の学生が日本のことを中国語で紹介し、中国の留学生が日本語で質問する授業で、留学生と友だちになれたからです。
「あの人に伝えたい!」という顔が思い浮かぶから、中国語の勉強も一生懸命できます。そして、国籍が違ってもまったく関係なく仲良くできる自分を見つけ、大きな自信になりました。
目標は、HSK(中国語の検定)を取って留学すること。そして、通訳案内士の資格を取って、観光業界に就職することです!
1年次Let’s study on satsudai matching.